今日も推しごと10年目

まじめおたくが、秘密の推し愛をぶちまける

推しがありがとうと言ってくれた話

こんにちは!ブログを書くというのが久しぶりすぎて、どう書き始めたらいいのか、まだ探り探りです。

前回の、推しから認知を貰った話を読んでくださった皆様、ありがとうごさいました!

何年も前の出来事もふくんでいるので、当時の記憶や感情を呼び起こす作業になりましたが、しんどいですね。今もしんどいのですが、10年かけて、自分の感情の整理をしてきたので、まだコントロールができます。当時は、もっとぐっちゃりしてましたね。。

推しがずっと1人なので、色んな方の推しの記事を読むのが楽しいです。対人間ですから、推しの数だけ、推し方がありますよね。
友人の話も聞きますが、千差万別ですごく面白いなと思います。


本題である、推しがありがとうと言ってくれた話、いきたいと思います。
年月はかなり経過します。

追っかけが認知され、現場も増えると、周りもよく見えてきます。同じように認知されている方々です。色んなファンがいますよね。

今でこそ、そういう場での「身の振り方」「立ち振舞い方」は分かりますが、当時はさっぱり分からなかった。
目立つようなこともせず、ただ濃い感想を送り、よく言えば行儀がよく、悪く言えば特徴もなく平凡に、名前と顔が微妙に一致するかしないかの、群集に埋もれた、一介の若造ファンを数年続けます。
でも、それで良かった。推しの仕事が大好きだったので、それを近くで見て、感想を伝え、応援してるファンがいるよ、ということ知ってもらって、認知の笑顔を貰う。それだけで満足でした。周りも平穏でした。

転機が訪れます。過激派リアコの登場です。笑。
推しの仕事が増え、ファンもぐっと増えた時期がありました。推しの成長を喜ぶべきところですが…今まで出会ったことないタイプのファンの方々の言動に、私はまいってしまいます。

追っかけという行為に慣れていて、アピールが上手い。どこでどういう言動をしたら印象に残り認知されるか、ファンサをもらえるか…公演は減らしても、接触は必ず全通など。自分には真似できない駆け引きと前に出る強さ。上手かったんだと思います。
しかし、マナーの悪さに加え自慢やマウント、お気に入り公言などなど、自分が目指す、寡黙で品のいいファンとは程遠かったので、ずっとモヤモヤしてました。笑。
そしていつの間にか、目立つグループの威勢に、負けてしまうようになります。
誰よりも強引に掴み取る。それも、追っかけの多々ある技の1つです。メリットもデメリットもありますが…これも、いわゆるつよいオタクの一種ですね。

奇しくも、自分よりつよく迫るオタクの登場で、自分の中で眠っていた感情が、揺り動かされてしまいました。
その他大勢に埋もれては、もうあの笑顔はもらえない。喜んでほしい、役に立ちたい。
ファンになって、すでに何年も経過していたので、このままリアコの影に埋もれていく我慢はできなかったのですが、自分に過激派と同じことは出来ませんでした。
じゃあどうしたら?

自分語りになっちゃいますが…
他の人にはない、自分にしかないつよみを探りました。それは知識と情報でした。
もともと、二次元でも考察オタクだったので、推しの仕事に対しても、元ネタや原作、参考になるもの、あらゆることを知識として蓄えて、考察・レポすることが好きでした。
情報収集も得意だったので、推しのことを知りたすぎて、インタビュー、資料、ラジオ、配信も、世に出てるものはほぼ全て集めていました。手紙を書くときのネタにしていたものたちでしたが、これを網羅している自分にしかできないことがある、と思ったのです。

分野の専門知識(例えば歴史、西洋美術、スポーツ等)もあったので、詳細は省きますが、仕事に役立ちそうな小道具を用意して、プレボに入れました。
ここまですると迷惑かな?とも思いましたが、手紙も添えて、これなら大丈夫…!という確信もありました。

なんとその日に使ってくれたと分かりました。客席で、泣き崩れて震えました。もちろん周囲にバレないように。笑。

その日のお見送りでは、自分の顔を見た瞬間、向こうから「あれ、ありがとうございました!すごいですね!○○が○○だから、○○のため?」と、笑顔でお礼を言ってくれたのです。そうですそうです、としか言えなかったけど、大好きな仕事の役に立てた。こんなに嬉しいことはありませんでした。
その後のSNSでも、大々的な私信。これは、誰かバレたら袋叩きじゃ…と外では黙っていましたが、嬉しい気持ちでいっぱいでした。
このあとも、何度かそういう出来事があり、失敗もありましたが、自分の戦い方はこれだな、と思うに至ったのです。
ここまでで既に、認知から×年以上経過しています。

同担で、上手いプレゼントがあると、悔しい反面、感心しましたね。
そういう場合、探っても、基本的に誰か分からなかったので、余計に唸りました。もしくは、数少ない仲のいい友達だった、というオチ。
やはり、つよいオタクは隠れるのが上手い。

なんとも滑稽に見えるかもしれませんが、これも追っかけの性。
自分より前にいるファンの方が、自分よりたくさんファンサを貰っている。それを後ろから見る、というのは、耐えがたく悲しいものです。他人と比べるものではない、と言い聞かせてきましたが、なかなか割り切れないものです。
うれしいことも悲しいことも、自衛のため言えずに黙るタイプなので、こういう匿名記事を書いてるわけなんですが。笑。
たまにぽろっとしてしまって後悔、なんてことも多々。

最近の話も。
仕事で役立ちそうな小道具を見つけたので、差し入れようと思ったのですが、不安があって、2パターン用意したんです。本命○○だと思うけど、△△の方がいいかもしれない。迷いまして、どっちも使えそうなら使っていいし、ダメな方は捨てて貰ってもいい、と思って。
これは直接渡せたので、その際に「手紙に書いたから読んでください」と伝えたんですけど、パカッとその場で開けて、2つの小道具を見てしまい。慌てて「こっちが○○用なんですけど、だめだったら△△で…」と言ったら、分かった顔をして「△△で保険をかけるところが、らしいよね(笑)」と言ってくれました。らしいよね~って、こっちの性格をよく分かってる…ってびっくりしました。そうだよ!正解率100%じゃないと安心できないタイプです!!好きです!!

また手紙もよく読んでくれる人だったので、手紙での伝え方を大事にしてきましたが、推しの方々によっては、他のやり方も効果的だったりしますよね。

皆様は、どんな戦い方してますか??