今日も推しごと10年目

まじめおたくが、秘密の推し愛をぶちまける

「推し活」と「住む場所」と「方言」

「推し活」と「住む場所」は、永遠のテーマな気がしますね。
今回は地方のお話です!


私は地方住まいですが、推し活がしやすいのは、やはり東京、関東県内だと感じます。
公演数で言えば、やはり東京が一番多いですから、自宅からたくさん通えるというメリットは大きいですよね。推し活のために引っ越す、という人がいるのも頷けます。

じゃあ地方住まいではダメなのか、関東に引っ越さないと推し活は続けられないのか…というと、そんなことはない、と私は思います。
北海道に住んでいても、九州に住んでいても、全通をする友はいました。

今回は、地方住みの人に向けた記事になりそうです。


いろいろ考えますよね~…どこに住むのか、どうやって生活していくのか…。推しごとも大事ですが、なにより生活の基盤もありますし、容易に決められないと思います。

都内にもともと実家、持ち家がある場合は別ですが、そうでない場合、見知らぬ土地で一から生活基盤を作らないといけないですし、そこで生活していくための仕事、住まいも…お金がかかります。
アルバイトしながら都内に住む!という選択も、若さがあればできたかもしれませんが、若さもスネもない自分には、ちょっと難しい選択でした。
結果、地方に住み、推しごとのたびに遠征をする、というスタイルに落ち着きました。

大事なのは、「自分の収入に見合う」推しごとをすることだと思います。長く続けるには、これしかないと感じます。
働かなくても収入があり、仕事をせず謳歌している人もいますが、働いて得たお金で生活をし、趣味として楽しむのが一般的ですね。
宝くじはいつでも当てたいです。

私もしがない地方OLなので、主に金銭面でのやりくりは必須でした。
「早割で交通手段を抑える」「安価で良いホテルをとる」のはもちろん、あとは「朝10時過ぎでも絶対空いてるコインロッカー」「トイレが広くて綺麗な24時間ファミレス」などなど。
旅の下準備が好きなので、そういうやりくりも楽しかったりします。

人によって、収入も、趣味に費やせる時間も異なる…と頭で分かっていても、どうしても他人と比べてしまうことも。
自分より多く行ってる、自分より推してる…と感じること、ありませんか?私はたまにあります。比べても仕方がないんですが、悶々としてしまいますね。

落ち着いて考えれば、最大限努力をして、自分で決めた現場数なのだから、胸をはっていればいいはずなんです。でももやもやする。
そういうときは、なるべくSNSから離れ、なにも見ないようにして、自衛するしかありません。

今は特にSNSが流行っていて、発言のつよいオタクが目に入りやすいし、いろんな場面で他人との差を感じてしまいますから、「比べるな」というのも、なかなか難しいなーと思います。
比べるなら他人でなく、過去の自分、を意識したいですね。がんばろう。



話は変わって。

地方に行くと楽しいことも!
初めて訪れる土地では、グルメや観光、お土産なども楽しめる予定を組むことが多いです。
旅先でおいしいご飯、いいお土産、楽しい観光が満喫できると嬉しいです。こうなると、もう完全に旅行ですね。

とはいえ、行き慣れた都内だと、もう行くところがほとんどありません(笑)
目的は、完全に推しの公演だけになります。もちろんメインなんですけども。

面白くて楽しい公演だったら、どれだけお金や時間を費やしても惜しくないですが、こんなにお金や時間を費やしたけど、満足度が低かったな…と、思う遠征も、多々あります。
かと言って、行くのを諦めた公演で、それは見たかった…!と思うこともあるし。
行きたい公演の取捨選択は、難しいですね。

どんな小さな催しでも、推しが出ていれば行く!というスタンスですし、その気持ちは常にあるのですが、あまり無理をすると、楽しい気持ちより、不満の方が大きくなってしまったり。
それは悲しいので、なるべく自分の満足度と、遠征費が釣り合う場所を選ぶようにしています。


あとは、推しとの関係ですね。
覚えてもらいたいとか、認知でファンサがもらいたいなど、そういう希望がある場合、地方住まいでも、メリットがあるなあと思います。

例えば、関東住まいの推しであれば、地元のお勧めグルメや観光地など、地元を楽しんでもらいたいって手紙がかけますし、推しからも「○○県の子だ」と覚えてもらうことがあります。
その土地ならではのメリットを、地元民として共有できる喜びがありますね。

あとは、推しの地元に住んでいるパターンも良いです。
例えば、大阪出身の推しがいて、自分が大阪に住んでいれば、お帰りなさい!って言えますし、推しも「凱旋公演が嬉しい!」とテンションが高く、やっぱり地元は最高~!みたいな盛り上がりも楽しめます。

日本全国、遠征をしていると、どこにでも推し活をしている人が暮らしているんだとしみじみ思います。電車が1日数本とか、離島とか、ほんとに様々…!
地方の皆さん、楽しく無理せず、やりくりしていきましょう!



方言ネタ。

私は地方出身なので、普段は方言を使います。
ですが、推しと話す場面では、標準語になります。推しと同郷ではないですし、自然とそうなる場合が多いと思います。
手紙ももちろん標準語です。しっかり敬語を使うときもあれば、少し砕けた言い方をするときもありますが、基本的には「標準語+敬語」で、推しにメッセージを送っています。

ただ、自分では標準語だと思っていても、イントネーションが異なっていたりして、やっぱり少し訛っているんですよね…笑。

ある日、推しと接触中に、無意識にぽろっと方言が出てしまったことがありました。
自分では気付かなかったんですが、方言に気付いた推しが、突然「やっと○○弁、喋ってくれたね~」と言ってくれたことがありました。
何度か手紙にも書いていたので、私が○○出身だということを知っている、とは思っていましたが、喋ってくれたって、えっ!??と思いつつ、かなり動揺して「うっかり出ちゃうことがありますね…!」と言ったんですけど、今考えても、真意は分かりません…特にかわいらしい方言でもないのです。
自分の標準語が、ずっと変だった!?なんでまた突然、そんなことを?って、聞いたら教えてくれたんでしょうか。書いてたら思い出してきました。推しはもう忘れていると思います。
でも忘れられない出来事でした
なんでもない一言ほど忘れられないですね。

推しの柔らかい言葉遣いと、たまに出る男らしさが大好きです。そんな締め。