今日も推しごと10年目

まじめおたくが、秘密の推し愛をぶちまける

「推し活」と「住む場所」と「方言」

「推し活」と「住む場所」は、永遠のテーマな気がしますね。
今回は地方のお話です!


私は地方住まいですが、推し活がしやすいのは、やはり東京、関東県内だと感じます。
公演数で言えば、やはり東京が一番多いですから、自宅からたくさん通えるというメリットは大きいですよね。推し活のために引っ越す、という人がいるのも頷けます。

じゃあ地方住まいではダメなのか、関東に引っ越さないと推し活は続けられないのか…というと、そんなことはない、と私は思います。
北海道に住んでいても、九州に住んでいても、全通をする友はいました。

今回は、地方住みの人に向けた記事になりそうです。


いろいろ考えますよね~…どこに住むのか、どうやって生活していくのか…。推しごとも大事ですが、なにより生活の基盤もありますし、容易に決められないと思います。

都内にもともと実家、持ち家がある場合は別ですが、そうでない場合、見知らぬ土地で一から生活基盤を作らないといけないですし、そこで生活していくための仕事、住まいも…お金がかかります。
アルバイトしながら都内に住む!という選択も、若さがあればできたかもしれませんが、若さもスネもない自分には、ちょっと難しい選択でした。
結果、地方に住み、推しごとのたびに遠征をする、というスタイルに落ち着きました。

大事なのは、「自分の収入に見合う」推しごとをすることだと思います。長く続けるには、これしかないと感じます。
働かなくても収入があり、仕事をせず謳歌している人もいますが、働いて得たお金で生活をし、趣味として楽しむのが一般的ですね。
宝くじはいつでも当てたいです。

私もしがない地方OLなので、主に金銭面でのやりくりは必須でした。
「早割で交通手段を抑える」「安価で良いホテルをとる」のはもちろん、あとは「朝10時過ぎでも絶対空いてるコインロッカー」「トイレが広くて綺麗な24時間ファミレス」などなど。
旅の下準備が好きなので、そういうやりくりも楽しかったりします。

人によって、収入も、趣味に費やせる時間も異なる…と頭で分かっていても、どうしても他人と比べてしまうことも。
自分より多く行ってる、自分より推してる…と感じること、ありませんか?私はたまにあります。比べても仕方がないんですが、悶々としてしまいますね。

落ち着いて考えれば、最大限努力をして、自分で決めた現場数なのだから、胸をはっていればいいはずなんです。でももやもやする。
そういうときは、なるべくSNSから離れ、なにも見ないようにして、自衛するしかありません。

今は特にSNSが流行っていて、発言のつよいオタクが目に入りやすいし、いろんな場面で他人との差を感じてしまいますから、「比べるな」というのも、なかなか難しいなーと思います。
比べるなら他人でなく、過去の自分、を意識したいですね。がんばろう。



話は変わって。

地方に行くと楽しいことも!
初めて訪れる土地では、グルメや観光、お土産なども楽しめる予定を組むことが多いです。
旅先でおいしいご飯、いいお土産、楽しい観光が満喫できると嬉しいです。こうなると、もう完全に旅行ですね。

とはいえ、行き慣れた都内だと、もう行くところがほとんどありません(笑)
目的は、完全に推しの公演だけになります。もちろんメインなんですけども。

面白くて楽しい公演だったら、どれだけお金や時間を費やしても惜しくないですが、こんなにお金や時間を費やしたけど、満足度が低かったな…と、思う遠征も、多々あります。
かと言って、行くのを諦めた公演で、それは見たかった…!と思うこともあるし。
行きたい公演の取捨選択は、難しいですね。

どんな小さな催しでも、推しが出ていれば行く!というスタンスですし、その気持ちは常にあるのですが、あまり無理をすると、楽しい気持ちより、不満の方が大きくなってしまったり。
それは悲しいので、なるべく自分の満足度と、遠征費が釣り合う場所を選ぶようにしています。


あとは、推しとの関係ですね。
覚えてもらいたいとか、認知でファンサがもらいたいなど、そういう希望がある場合、地方住まいでも、メリットがあるなあと思います。

例えば、関東住まいの推しであれば、地元のお勧めグルメや観光地など、地元を楽しんでもらいたいって手紙がかけますし、推しからも「○○県の子だ」と覚えてもらうことがあります。
その土地ならではのメリットを、地元民として共有できる喜びがありますね。

あとは、推しの地元に住んでいるパターンも良いです。
例えば、大阪出身の推しがいて、自分が大阪に住んでいれば、お帰りなさい!って言えますし、推しも「凱旋公演が嬉しい!」とテンションが高く、やっぱり地元は最高~!みたいな盛り上がりも楽しめます。

日本全国、遠征をしていると、どこにでも推し活をしている人が暮らしているんだとしみじみ思います。電車が1日数本とか、離島とか、ほんとに様々…!
地方の皆さん、楽しく無理せず、やりくりしていきましょう!



方言ネタ。

私は地方出身なので、普段は方言を使います。
ですが、推しと話す場面では、標準語になります。推しと同郷ではないですし、自然とそうなる場合が多いと思います。
手紙ももちろん標準語です。しっかり敬語を使うときもあれば、少し砕けた言い方をするときもありますが、基本的には「標準語+敬語」で、推しにメッセージを送っています。

ただ、自分では標準語だと思っていても、イントネーションが異なっていたりして、やっぱり少し訛っているんですよね…笑。

ある日、推しと接触中に、無意識にぽろっと方言が出てしまったことがありました。
自分では気付かなかったんですが、方言に気付いた推しが、突然「やっと○○弁、喋ってくれたね~」と言ってくれたことがありました。
何度か手紙にも書いていたので、私が○○出身だということを知っている、とは思っていましたが、喋ってくれたって、えっ!??と思いつつ、かなり動揺して「うっかり出ちゃうことがありますね…!」と言ったんですけど、今考えても、真意は分かりません…特にかわいらしい方言でもないのです。
自分の標準語が、ずっと変だった!?なんでまた突然、そんなことを?って、聞いたら教えてくれたんでしょうか。書いてたら思い出してきました。推しはもう忘れていると思います。
でも忘れられない出来事でした
なんでもない一言ほど忘れられないですね。

推しの柔らかい言葉遣いと、たまに出る男らしさが大好きです。そんな締め。

バレンタインでハートを射抜かれる話

こんにちは!暖かくなったり寒くなったり、インフルエンザが猛威をふるっていたり…お客だけでなく、出演者の体調不良によるイベントの中止も…ほんとうに大変な時期ですよね。
幸いなことに、今年はまだ風邪にかかっておりませんが、自分も気を引き締めて体調管理したいところです。まずは早寝!


そして近づくバレンタイン。
2/14周辺で現場があるので、準備して送るつもりです!
皆様はどんなバレンタイン準備をしますか??

これも人それぞれ、推しそれぞれですよね。長年推してきた人なら、どんなバレンタインが好みか、なんて熟知済みパターンもあれば、今の推しに初めて渡すって人もいるかもしれません。バレンタインなんて、っていうタイプの推しもいるでしょうか??

プレゼントOKな事務所であれば、食べ物がOKかどうか。推しはチョコが好きか、甘いものかしょっぱいものか、摂生しているから物の方が嬉しい、手紙で十分…
などなど、マナーの範囲で、かつ、あまり他人とは被らず、推しが求めているもの(一番大事)を考える…これが一番難しいですよね。いつも悩みます。
好きなブランドやメーカー、愛用品などをよく話してくれる人はありがたいですが、欲しいものや好みにはまったく触れない人もいますよね。普段身に着けているものや、インスタのイイネ欄まで見たりして(笑)考えるんですけど、なかなか…何が欲しいか言ってほしい!とよく思います。笑。

でもバレンタインばかりじゃなく、イベントごとに何かを準備するのって意外と楽しいし、相手も喜んでくれるのが分かると嬉しいですよね。日頃の感謝の気持ちを書きつつ、一生好きだぞって思いきり伝えてちゃいましょう。


バレンタインの思い出をいくつか。
どれだけ気合を入れた贈り物でも、バレンタイン時期であれば、自分の物も、たくさんあるうちの1個になりますよね。当たり前なんですけど、若い頃は、インパクト&サプライズ狙いで奇抜なものを準備して送ったりしましたが、あまりうけなかったなーと失敗した経験があります。笑。
自分の推しはオーソドックスを好むタイプだったので、結局いつも通りが一番良かったりする…というのを後で学びました。
ふと昔あげたものを思い出し、「あれはないわ…」とか「使いにくかっただろうな…」と反省したり…過去を振り返って悶絶してしまうんです。よくあります。笑

あとは、ここぞというプレゼント(服など)は、あえてバレンタインも誕生日も避けて送ったりします。
みんながプレゼントを贈るタイミングは避けつつ、でも悪目立ちしない、なんかふっと気にかけてもらえそうな日…例えば、接触でたくさん話せた現場から1週間後、とか狙うことが多かったです。



最後に、ハートを射抜かれた話。
何年か前の話ですが、とあるステージで「射止める」「撃ち抜く」系の言葉に合わせて、バーンと指差しで客席を射抜く、というパフォーマンスがありました。いつもは、まっすぐ正面に腕を伸ばしてバーン。
推しだけ、そのポーズがちょっと独特だったのです。よく見ないと分からないくらいの。これは推しに聞いてみたいと思い、後の接触イベで「あれがすごく独特で格好良かった、自分で考えたんですか?」と伝えたら「そう。あれは○○で…」と詳しく教えてくれました。
推しのインタビュー記事やSNS、公式情報は常に集めていましたので、間違いなく既出なしの推し仕事の情報!!自分に詳しく教えてくれたことが嬉しくて、テンションが上がり、かっこよくて最高でした~!と言いながら去っていったら、照れながら今度狙うよと言ってくれました。
当然リップサービスだと思いましたし、センブロならワンチャンと思いましたが、次の席は前列の右端だったので、また今度センブロが欲しいな~と思っていました。

そして次の現場。いつも通り、単語に合わせて、腕をまっすぐ正面を向けた…と思ったら、突然ぐるんと腕を回し、右端をめがけてバーン!と撃ったのです。センターを狙わなかったのは初めてで、まさかこっちに指が向けられるとは思わず、倒れるかと思いました。突然のことで、目があったか分からなかったのですが、狙うよ、と言ってくれた推しを信じて、撃たれた!と浮かれることにしました。笑。
正直、「狙うよ」宣言からの狙い撃ちは、10年推しててもベスト10に入る飴でした…ありがたい…

しかし、1人だけに特別な贔屓をしないと決めている推しは、そのあと、たぶん他の子にもしてました。笑。でも最初に気づいた&宣言からのバーンされたのは自分だったんだと、自分で慰めてます。
推しそういうところだぞ!ばかー!平等なところが好きだけど!

人に喜んでもらうのが好き、しかも万人平等に接したい推しなので、やきもきすることもあるんですが、ファンに対する真摯な姿勢を尊敬しています。これからもその姿勢が貫けるよう、贔屓してもらったことは、オープンに表で言わないつもりです。

これは完全に愚痴なんですけど、私はお気に入りだから特別好かれてる、私のこと好きすぎでしょ~!という人はどこにでもいるので、そういうのを見ないようにして、気にしないようがんばりたいです…何年経っても、そういう輩にはまったく慣れませんが…

たまに、ふっと沸く暗い感情よりも、ここは楽しかった思い出や、惚気(と言わせてください)、そんなハッピーを語る場所にしたいです。

皆様よきバレンタインを~!

推しがいる人へ究極の20の質問

こんにちは!訪問、スターなどなどありがとう御座います、とても嬉しいです。

週末は現場なので、簡易更新したいなと思ってお題を探してきました。


お題なんて何年ぶりか!

推しがいる人へ究極の20の質問 - サルトリイバラ http://s-seeker.hatenablog.jp/entry/2018/02/01/182758

お借りしました。やってみようー!


1.推しの顔 or 性格、どっちが好き?
どっちも大好きですが、性格のよさはピカイチです。他担からも優しそうってよく言われます。


2.推しはかっこいい or 可愛い、どっち?
可愛いと思うけど、やっぱりかっこいい!!


3.推しは天使 or 悪魔、どっち?
小悪魔ですね。


4.セクシーな推し or キュートな推し、どっちが好き?
ああ~どっちも好きなののやつ!
あざといポーズをしてるときのキュートさ、たまらないです。


5.推しにデレてる派 or ツンツンしてる派、どっち?
基本的にデレ。


6.推しに名前を呼ばれるなら呼び捨て or ちゃん(くん、さん…etc)付け、どっち?
(本名)ちゃん


7.一生推しの親友になる or 1日恋人になる、どっちが幸せ?
1日恋人。


8.推しの引退 or 恋人バレ(結婚発表…etc)、どっちが良い?
推しには幸せでいてほしいので、結婚ならいいかな。
引退の方が悲しい。


9.推しに嫌われる or 推しを嫌いになる、どっちが良い?
嫌われたくないので、嫌いになるほうがマシだけど、嫌いになんてならない…


10.推しに忘れられる or 推しのことを忘れる、どっちが良い?
忘れられたくないので、忘れるほうが(略)


11.推しのプライベート or 見たことのない仕事での一面、どっちが見たい?
見たことのない仕事での一面!


12.推しの前にすっぴんで行く or ダサい服で行く、どっちが良い?
どっちも困ります!笑。
でもすっぴんの方がいい。


13.推しをいじめたい or いじめられたい、どっち?
いじめたいけど、推しがSなので、いじめられますね。


14.自分の一生に1回のイベント or 推しの一生に1度の晴れ舞台、どっちに行く?
自分の一生に1回のイベントを無理やりずらす。なんとかずらす。なんとしてもずらす。
推しの晴れ舞台、逃せません。


15.ひとりしか生き残れないなら推し or 自分、どっち?
もちろん推しです。いつでも推しをかばって死ぬ覚悟がある(?)


16.推しの過去 or 未来、どっちが見たい?
出会う前の過去。未来は、これからもずっと見ていけるから。


17.生まれ変わるなら推しのファン or 推しの身内、どっちが良い?
身内なんて贅沢は…ペットでいいです。
いやペットも贅沢ですね…お家を循環する水道水で充分です。


18.推しにかけたいのはお金 or 時間、どっち?
どちらも必要だけど、どちらか選ぶなら、濃くて長い時間。


19.推しを愛したい or 愛されたい、どっち?
愛しまくってるので、たまに愛してください。


20.推しのこと好き or 嫌い、どっち?
好きです。一生推していくので、あなたも一生ステージで輝き続けてください。


読んでくださった方ありがとう御座いました!

匿名メッセージなど、設置してみたいのですが、マシュマロはツイッターと連結してるし、質問箱も…なにかいいのないですかねえ。

推しがありがとうと言ってくれた話

こんにちは!ブログを書くというのが久しぶりすぎて、どう書き始めたらいいのか、まだ探り探りです。

前回の、推しから認知を貰った話を読んでくださった皆様、ありがとうごさいました!

何年も前の出来事もふくんでいるので、当時の記憶や感情を呼び起こす作業になりましたが、しんどいですね。今もしんどいのですが、10年かけて、自分の感情の整理をしてきたので、まだコントロールができます。当時は、もっとぐっちゃりしてましたね。。

推しがずっと1人なので、色んな方の推しの記事を読むのが楽しいです。対人間ですから、推しの数だけ、推し方がありますよね。
友人の話も聞きますが、千差万別ですごく面白いなと思います。


本題である、推しがありがとうと言ってくれた話、いきたいと思います。
年月はかなり経過します。

追っかけが認知され、現場も増えると、周りもよく見えてきます。同じように認知されている方々です。色んなファンがいますよね。

今でこそ、そういう場での「身の振り方」「立ち振舞い方」は分かりますが、当時はさっぱり分からなかった。
目立つようなこともせず、ただ濃い感想を送り、よく言えば行儀がよく、悪く言えば特徴もなく平凡に、名前と顔が微妙に一致するかしないかの、群集に埋もれた、一介の若造ファンを数年続けます。
でも、それで良かった。推しの仕事が大好きだったので、それを近くで見て、感想を伝え、応援してるファンがいるよ、ということ知ってもらって、認知の笑顔を貰う。それだけで満足でした。周りも平穏でした。

転機が訪れます。過激派リアコの登場です。笑。
推しの仕事が増え、ファンもぐっと増えた時期がありました。推しの成長を喜ぶべきところですが…今まで出会ったことないタイプのファンの方々の言動に、私はまいってしまいます。

追っかけという行為に慣れていて、アピールが上手い。どこでどういう言動をしたら印象に残り認知されるか、ファンサをもらえるか…公演は減らしても、接触は必ず全通など。自分には真似できない駆け引きと前に出る強さ。上手かったんだと思います。
しかし、マナーの悪さに加え自慢やマウント、お気に入り公言などなど、自分が目指す、寡黙で品のいいファンとは程遠かったので、ずっとモヤモヤしてました。笑。
そしていつの間にか、目立つグループの威勢に、負けてしまうようになります。
誰よりも強引に掴み取る。それも、追っかけの多々ある技の1つです。メリットもデメリットもありますが…これも、いわゆるつよいオタクの一種ですね。

奇しくも、自分よりつよく迫るオタクの登場で、自分の中で眠っていた感情が、揺り動かされてしまいました。
その他大勢に埋もれては、もうあの笑顔はもらえない。喜んでほしい、役に立ちたい。
ファンになって、すでに何年も経過していたので、このままリアコの影に埋もれていく我慢はできなかったのですが、自分に過激派と同じことは出来ませんでした。
じゃあどうしたら?

自分語りになっちゃいますが…
他の人にはない、自分にしかないつよみを探りました。それは知識と情報でした。
もともと、二次元でも考察オタクだったので、推しの仕事に対しても、元ネタや原作、参考になるもの、あらゆることを知識として蓄えて、考察・レポすることが好きでした。
情報収集も得意だったので、推しのことを知りたすぎて、インタビュー、資料、ラジオ、配信も、世に出てるものはほぼ全て集めていました。手紙を書くときのネタにしていたものたちでしたが、これを網羅している自分にしかできないことがある、と思ったのです。

分野の専門知識(例えば歴史、西洋美術、スポーツ等)もあったので、詳細は省きますが、仕事に役立ちそうな小道具を用意して、プレボに入れました。
ここまですると迷惑かな?とも思いましたが、手紙も添えて、これなら大丈夫…!という確信もありました。

なんとその日に使ってくれたと分かりました。客席で、泣き崩れて震えました。もちろん周囲にバレないように。笑。

その日のお見送りでは、自分の顔を見た瞬間、向こうから「あれ、ありがとうございました!すごいですね!○○が○○だから、○○のため?」と、笑顔でお礼を言ってくれたのです。そうですそうです、としか言えなかったけど、大好きな仕事の役に立てた。こんなに嬉しいことはありませんでした。
その後のSNSでも、大々的な私信。これは、誰かバレたら袋叩きじゃ…と外では黙っていましたが、嬉しい気持ちでいっぱいでした。
このあとも、何度かそういう出来事があり、失敗もありましたが、自分の戦い方はこれだな、と思うに至ったのです。
ここまでで既に、認知から×年以上経過しています。

同担で、上手いプレゼントがあると、悔しい反面、感心しましたね。
そういう場合、探っても、基本的に誰か分からなかったので、余計に唸りました。もしくは、数少ない仲のいい友達だった、というオチ。
やはり、つよいオタクは隠れるのが上手い。

なんとも滑稽に見えるかもしれませんが、これも追っかけの性。
自分より前にいるファンの方が、自分よりたくさんファンサを貰っている。それを後ろから見る、というのは、耐えがたく悲しいものです。他人と比べるものではない、と言い聞かせてきましたが、なかなか割り切れないものです。
うれしいことも悲しいことも、自衛のため言えずに黙るタイプなので、こういう匿名記事を書いてるわけなんですが。笑。
たまにぽろっとしてしまって後悔、なんてことも多々。

最近の話も。
仕事で役立ちそうな小道具を見つけたので、差し入れようと思ったのですが、不安があって、2パターン用意したんです。本命○○だと思うけど、△△の方がいいかもしれない。迷いまして、どっちも使えそうなら使っていいし、ダメな方は捨てて貰ってもいい、と思って。
これは直接渡せたので、その際に「手紙に書いたから読んでください」と伝えたんですけど、パカッとその場で開けて、2つの小道具を見てしまい。慌てて「こっちが○○用なんですけど、だめだったら△△で…」と言ったら、分かった顔をして「△△で保険をかけるところが、らしいよね(笑)」と言ってくれました。らしいよね~って、こっちの性格をよく分かってる…ってびっくりしました。そうだよ!正解率100%じゃないと安心できないタイプです!!好きです!!

また手紙もよく読んでくれる人だったので、手紙での伝え方を大事にしてきましたが、推しの方々によっては、他のやり方も効果的だったりしますよね。

皆様は、どんな戦い方してますか??

認知への道のりは、長期戦

前回の記事の続きです。

推しから認知を貰いたくなってしまった日 - 今日も推しごと10年目 https://oshiai.hatenablog.com/entry/2019/01/30/175002

数年通ったけど、自分は全く顔を覚えてもらってないこと、隣の同担にはファンサをしていたこと。その衝撃を書きました。


最初は、ただ悲しかったです。(笑)
私だって手紙も差し入れも出してるし、公式にお金も使ってるのに、まったく覚えてもらってないってことが。なんでって思いましたね。

でも、すぐに気付きました。
ファンサを貰っていた隣の友人は、ただ私より、熱心に、つよく追っかけをしていただけでした。

まず年上でお金に余裕があること。
都会住みなこと。
ほぼ全通して、手紙も差し入れも、毎回出していたこと。
なるべくいい席で見るために詰んでいたこと。

しかし、それをSNSでは一切語らず、推しとの絆を深める努力をし続けていたこと。

きっと彼女は、ファンサも固レスも私信も、何度も貰っていたんでしょう。今だから分かりますが、当時は全く気付かなかった。
それをひけらかす人だったら、叩かれていたでしょうけど、隣で見て、初めて知ったほどでした。
すごく頭の良いファンだったんですね。

私は、すごくいいお客さんで、いいファンだったと思うけど、それだけじゃ顔を覚えてもらうのは難しかった。
推しの目に止まるための努力は、また別物なんだと思い知りました。

ここから、推しに覚えてもらうための、あれやそれが始まります。


当時、私は趣味の習い事があったのですが、惰性で続けていたそれを、すっぱり辞めました。
もっと多く現場に行きたいと思っていたし、地方住みだからハンデも多いけど、できる限りのことをしたかった。

次に、転職しました。
土日休み、給料はそこそこ。だけど、休みの取りやすい、もっといい待遇の職場へ。
そうしないと、現場を増やせない。
そう思って働く環境を変えました。結果、ぐんと参加数は増やせましたし、ここは今でも続けています。

あとは…あとは、どうしたら??

追っかけなんて初めてだし、どうやったらいいのか?最初はさっぱり分からなかったけど、いつも気をつけていたことは、厄介にならない、ということでした。

最初に出会ったのが、品がよく、頭のいい推し方をしている年上のファンだったので、自然とその人が手本になりました。そして、当時はそういうファンが大半でした。
推しも、誰かを贔屓したりする人ではなく、分かる人に、平等に接してくれる人だったので、しばらく平和でした。

のちに、厄介なファンも増えて、嫌な思いもたくさんするんですが(笑)
とにかく推しに対しては、誠実であろうと努めました。

普通のことですが、公演中のマナーを守る、イベで割り込みや場所取りをしない、待機中に騒がない、空気を読む、変に目立とうとしない、しつこくしない、など。

あとは、いつも同じ便せんを使うこと。きちんと名乗ること。差し入れの袋を、いつも同じ柄にしたこと。いわゆるテンプレを作ることで、いつもの子だと思ってもらう努力をしました。
割と常套手段だと思いますが、はじめのうちはほとんど出来てなかったですね…

これは効果があって、数年後、認知をもらったあとの接触イベで、「いつもありがとう!この柄を見ると、いつもあなたを思い出すよ」って言ってもらったことがありました。泣くほど嬉しかった…
あ、あと顔を覚えてもらいたくて、途中からプリクラも貼ってました。笑っ。
でもラインや電話番号は書かなかったです。

数年かけて根気強く、静かに、でも何度も繰り返し、つよく推し続けました。

そうして、推しが顔を覚えてくれるようになりました。
これを読んでくださってる皆さんは、認知された!って瞬間を覚えてますか??

実は、認知を貰った!という確実な出来事って覚えていないんです。
気付いたら、あれ、もしかして覚えてもらってる?目線が合う?今のファンサ、私にくれてる?そんな確信にもならない、ささやかなことがスタートだった気がします。
決定打は、なんだったかなあ…思い出したら書きたいですね。

今はもう、顔を見たら名前も覚えてもらっているし、気に入られてるかな?と思うこともたくさんありました。今日は塩だ~ってへこむ日もあるんですけど。笑。


名前ネタで、最近の嬉しかったファンサ話。
名前を覚えるのが苦手な推しが、とあるリリイベで、代わる代わるファンと握手する中で「名前は…」と聞かなくても、さっと私の名前を出してくれた。すごく嬉しかったです。
飴をありがとう推し。さらに積みました。笑。


以上が、推しに認知してもらうまでのお話です。
長い自己紹介のような、モノローグになってしまいました。

ガチ恋ではないけど、ファンの中で特別でありたいと思うタイプの追っかけです。
めちゃくちゃ自衛精神が強すぎて、10年ファンをやってても、おまいつだけどあまり周りに知られてないタイプのオタクだったので、最近、誰かにこの話、聞いて欲しいー!とおもうことが増えてしまって。

次からは、推しごとをしていて、本当にただ嬉しかったことをつらつら書いていきたいです。

他現場の人の「こんなファンサもらった」とか「イベントで特別な思い出を貰った」などの話、すごく聞きたい。

推しから認知を貰いたくなってしまった日

推しから認知、貰ってますか?

認知がほしくて最前積んでみた、とか
通ってるうちに向こうが覚えてくれた、とか

いろいろな認知の形があると思います。

今回は、まだファンになったばかりで、ファンサや認知などに全く興味がなかった私が、変わるきっかけのお話です。


私はずっと2次元オタクで、漫画・アニメ・ゲームなどが好きなインドア派でした。

その中でも、特別すごく好きな作品があったのですが、これが舞台になるという。
舞台なんて見たこともないし、芸能人も疎かったけど、初めて2.5次元の舞台を見に行きました。

たくさんのイケメンの中で、ひときわ輝いて見えたのが推しでした。特に歌声に惹かれました。

大好きになって、もっとたくさん推しを見たい!知りたい!と思い、過去の作品を買い、舞台へ通い、公式グッズをたくさん買いました。
2次元以外の、芸能人を推すという行為が新鮮で、楽しくて仕方ありませんでした。

地方住みだったけど、そこから2~3年、学生ができる範囲で通いました。
公演はいつも楽しかったし、手紙も差し入れも出して、追っかけしてるな~と思っていました。

ファンサとか認知とかは、全く考えていませんでした。欲しくなかった、というわけじゃなく、どういうものかよく知らなかったのです。無知だったんですね。mixi全盛期で、ツイッターも出始めたばかりの頃で、ゆるオタだったのもあったかもしれません。

そんな風に、がっつかず、ゆるい活動を続けて、2~3年くらい経った頃、突然その日がきたのです。


2~3年の間に、知り合いや友人が増えました。
住んでる場所は違うけど、現場であったら挨拶して、ちょっと喋って、たまに待ち時間でご飯、くらいの。それでも普通に楽しかった。いい環境だったと思います。

忘れもしないその日、席につくと、ぐうぜん同じ列、すぐ隣に同担の友達が入って、初めて一緒に並んで見ることになりました。そんなに前でもなく、真ん中くらいの席だったと思います。都内なので、そこそこ大きい会場でした。
彼女はマナーもよく、可愛く、ファンになった時期も近くて、特に仲良くしていた人でした。

楽しく公演を見ていましたが、場所がイマイチで、推しがあまり近くに来ない席だったんですけど、ここなら気付くだろうってポイントで、推しがまっすぐこちらを見たんです。
いつもなら、キャーかっこいい!!としか思ってこなかったんですが、突然、推しはパアァァっと咲くような笑顔になって、小さく手を振ってウィンクしました。

まっすぐ推しを見ていたから、それが私でなく、隣にいる同担の友達に向けたファンサだと、すぐ分かりました。
友人も、マナーよく小さく手を振り返して、きれいな笑顔で、その瞬間は、間違いなく二人だけの世界だったのです。それを真横で見た衝撃。今でも忘れられません。


私も、あの笑顔を向けられたい。


あの日は、どうやって帰ったかもよく覚えてないくらい、複雑な感情が芽生えたのを、よく覚えています。

このあと、立ち直るまで、少し時間がかかるのですが…とにかく「このままじゃいけない、もっとつよく推そう!」と思った、きっかけの出来事でした。

つよく推すとは。
次は、推しから認知を貰うまでの話です。

こっそり。
推しバレ、身バレを防ぐために、ちょこちょこフェイクをいれているので、辻褄が合わないな?ってことがあっても、そっとスルーしてやってくださいね。笑
推しとの会話や関係に盛りはないです。

大好きって大声で言いたい

はじめまして、こんにちは。だいこんと言います。

推しを推し続けて早10年。

つらいこと、嬉しかったこと、たくさんあったけど、どんな話も、SNSではずっと黙ってきました。
身バレや同担の目が怖くて、表ではなにもこじらせてないような顔したファンでした。
でも、そういう人って案外多い気がします。

語りたいこと、たくさんある。でも知られたくない。知られても、わたしが誰か分からない人にだけ聞いてほしい。
そういう話を書く場所にしたいなあと思って作りました。

自慢や、ネガティブな感情、あと匂わせとかしちゃいそうになるたびに、いやいや。ここじゃだめだから。って自制しまくって生きてきました。
晒しも妬みも怖いし、なにもかもが怖い。
推しと私だけが知っていたらいい、というスタンスでした。

でも最近、ちょっと言いたい、ちょっと聞いてほしい。
推し優しいよーって話がしたい。

たくさんいる大勢の誰かに扮して、誰の目も気にせず好きなことをいう。
そんなこと、久しくしてない。

緊張したまま、初回のブログを終えてみる。